感覚過敏は大人になっても続きます。だからって生きるのが大変、なの?
以前にも書きましたが、私はHSPです。
そして、感覚過敏でもあります。
加えるなら、軽度のアスペです(^o^;
なので生きづらさから、みかんへど変移してみたのです(^-^)
そんな私が、Jリーグの強豪『川崎フロンターレ』が配信している動画をご紹介します
【公式】「感覚過敏の疑似体験」VR映像 https://youtu.be/6MW04Kfi9oQ @YouTubeより
感覚過敏が疑似体験できるという動画です。
この動画を、実際に感覚過敏な私が視聴してみた感想などを書いてみます。
○逆の発見があるのです
まず、面白いのが、コメント欄なんです。
皆さん「コレは大変だ」「気をつけてあげなきゃ」という内容のコメントが並んでいます。
『ありがたいな〜、そうしてくださるといいな〜』と、思うのと同時に、
『やっぱり、そう感じてないんだなー』
という新しい発見があるのてす。
私は、臭いと音を過敏に感じます。
臭いなどは、吸い込むと “ドン!” 殴られたかのような衝撃を鼻の奥に感じてしまいます。
あ、別に痛くはないので安心してください(^^)
後ろにのけぞって、たまに咳き込むるくらいです。
音に関しては、上の動画と同じで、近くのささやき声が、気になって気になって、他の音が入ってこないのです。
コレ、映画館でやられると、最悪なのです。
すぐ横や後ろの席なら、皆さんも同じかもしれませんが、前後左右3つくらいずつ空いた席でささやかれるだけで、映画に集中できなくなります。
ささやいている内容が理解できないと、より聞き耳を立ててしまいます。
今回紹介しているフロンターレの動画の、ささやきあう少年のシーンを見て「アレ? どこがVRなのだろう、普通やん」って思ってしまいました。
それでコメント欄を見ると、なるほど、あのようには皆さん聴こえてないんだ、ということを発見できるのです。
そうなのです、皆さんが感覚過敏の人がどう感じているのかが分からないのと同じで、私には、皆さんがどう感じているのかが分からないのです。
そのため、コメント欄の感想が新鮮なのです。
○大人になっても治りませ
もう一つ、皆さんのコメントを読んでいて思うのは、優しくて、手を差し伸べようという内容のものが多いなー、ということです。
確かに、あのように苦しんでいる少年を見たら、私も助けてあげたくなります。
でも、感覚過敏は子どもだけに現れる症状ではありません。
成長と共に緩和されるケースも多いと思いますが、大人になっても感覚過敏は続きます。
私の場合は、大人になるにつれ、より敏感になっている気がします。
もしかすると心理学などを学んだので、強調されてしまったのかもしれません。
でも、そうではなくとも、大人になっても感覚過敏は続くのです。
そして、大人になるにつれ、理解者は減っていきます。
それは仕方がないことだと思います。
しかも、他の人がどのように感じているのか分からないのですから、理解してもらおうにも、どう伝えていいのか分かりません。
伝えたとて、怒られたり、変な顔で見られたり、煙たがられたりします。
だったら、何も言わないほうが平和です(*´ω`*)
なので、うるさいと思ったり、臭いと感じたら、自分でなんとかしなくてはなりません。
生きていくのは大変です。
でも、それは感覚過敏があるからなのでしょうか?
○それでもHappy♪です
感覚過敏の人は生きていくのが大変。
それはそうですが………
それは、誰もが、一緒だと思うのです。
ブッタに言わせたら「生きていくのが大変なんて、なにを当たり前のことを言っているのですか」という感じでしょう。
感覚過敏だから生きていくのは大変だけど、まぁ、悩んだところで感覚過敏は治りません。
というか治すものなのか、治るものなのかも分かりません。
なにせ生まれてこのかた、これが当たり前で生活しているもので(^o^)
甘いものが止められなかったり、片付けが苦手だったりするのと同じだと私は思っています。
障害は個性
嘆くより、悩むより、受け入れることが大事なのだと思います。
ま、賢者が言うほど簡単じゃないですけどね〜
でも、
こんな私でも、どうにかHappy♪です。
(*^^*)