離婚は夫婦の問題 子どものためにその次
昨日、ラジオで聴いた悩み相談。
お子さんのいるお父さんからでした。
妻が不倫をしていて週末は不倫相手のところへ行っている。
離婚を考えているが、子どもたちのことを考えると躊躇してしまう、とのことでした。
私は、思うのです。
コレは子どもたちの問題ではなく、お父さんの問題だと。
アドラー心理学でいうところの『課題の分離』ですね。
離婚するかしないかは、夫婦で決めればいい問題。
子どもたちのことを考える前に、夫婦がどうしたいのかが重要です。
確かに、子どもにとってみれば、両親がいつまでも仲良くしていることが理想なのかもしれません。
でも、子どもたちのためと、親が我慢していたら、それはそれで子どもたちは嫌な思いをするのではないでしょうか。
『お前たちのことを思って離婚しなかったのに!!』
なんて逆ギレされたなら、子どもたちからしてみれば、頼んでもいないのにいい迷惑です。
離婚した結果、子どもたちがどう思うかは分かりません。
どう思うかは、子どもの課題です。
残念ながら、親だとしても、そこには踏み込めません。
離婚しないからといって、子どもたちが幸せになる保証も、
離婚したからといって子どもたち不幸になる可能性も、
どちらもあるかもしれませんし、ないかもしれません。
あてにならない未来を考えるより、今、自分がどうしたいかに集中しましょ。
離婚しないでいる現状を『良いこと』と思える根拠が『子どもたちのため』なのだとしたら、考えを改めたほうがいいと、私は思います。
p(^-^)q